唐辛子の辛み成分"カプサイシン"でダイエットはできるの?

突然ですが…辛いものはお好きですか??

今回、フォーカスするのは脂肪を燃やすことで知られているカプサイシンです。

 

脂肪を燃やす!

 

なら食べる!と思っても味の好みもありますから、辛いものが苦手な方は参考程度に読まれてください。

カプサイシンってなに?

画像:pixabay.com

カプサイシン…聞いたことがあるという方もいらっしゃると思いますが、唐辛子の辛み成分です。
カプサイシンはエネルギー代謝をサポートする効果があることでも知られています。

唐辛子…つまり鷹の爪ですが、1本あたり約1mgのカプサイシンが含まれています。

カプサイシンには

・加熱しても壊れない
・気化しにくい
・水に溶けにくく油に溶けやすい

という特徴があります。

熱に強いので炒めても煮込んでも壊れることがなく、そして、気化しにくいので料理後も料理の中にちゃんと留まっているんです。

また、水に溶けにくいのもカプサイシンの特徴のひとつです。一方で油には溶けやすく油との相性がいい成分でもあります。

カレーや中華料理、そしてうどんや蕎麦に唐辛子を入れますが、加熱に強く水に溶けない唐辛子の辛み成分は料理のアクセントとしても重要な役割を果たしてくれます。

カプサイシンでダイエットができる?!

画像:pixabay.com

カプサイシンでダイエットができると聞いたことがありませんか?

ダイエット目的で唐辛子をバンバンかける!なんて人ももしかするといらっしゃるかもしれません。


カプサイシンには

・発汗作用
・脂肪を燃やす
・食欲増進

 

といった効果があります。

 

発汗作用は身体を温めて汗が出る!というあれ、辛いものを食べると汗がダラダラでますよね?あれがカプサイシンの発汗作用です。

そして、ダイエット効果を期待できるのがカプサイシンが脂肪を燃やす効果があるからです。
カプサイシンは体温を上げて発汗し、代謝を上げてくれるため脂肪燃焼効果があるとされています。

 

代謝がよくなれば消費カロリーもあがりますし、ダイエットにとっては良いことしかないというわけですね。

 

そして、カプサイシンは、中性脂肪をエネルギーに変える働きもあります。カプサイシン中性脂肪脂肪酸に変化し燃焼しやすくしてくれるのです。

ですが、ここで気をつけたいのが唐辛子には「食欲増進」の効果もあるということです。確かに辛いものを食べると食欲が増すって事ありますよね。

食欲増進して食べ過ぎるとダイエットどころか太ってしまう可能性もありますから、注意が必要です。


カプサイシンダイエットの注意点

脂肪燃焼効果があり発汗作用もある唐辛子の辛み成分のカプサイシン


唐辛子はとても身近な食品ですし簡単に手にはいることから、トライしやすいダイエットでもありますが、注意点もあります。

 

カプサイシンをダイエットに取り入れる際には  

・無理をしない
・辛さを調節する
・食べ過ぎは禁物

 

が大切です。

まず、無理をして唐辛子を大量に摂取するのは止めましょう。

そもそも唐辛子だけで痩せられるほどダイエットは甘くありません。カプサイシンはあくまでもダイエットのサポートのひとつ。ダイエットのために無理に唐辛子を食べるのはやめましょう。

辛さへの耐性は人によって違いますので、食べていて辛くない範囲で挑戦しましょう。食べ過ぎると体調を崩してしまうこともありますので、取り過ぎには注意してください。

食べ過ぎない・無理をしない・・・これがカプサイシンをダイエットに取り入れるときの注意点です。美味しく食べられる範囲で少しだけ食生活に取り入れてみましょう。

あくまでも「美味しく食べられるくらい」がちょうど良いのです。今までよりちょっと増やす程度であればOKですが、ダイエットのためにと無理をして自分の許容量を超えたカプサイシンを摂取しようとするのは禁物です。